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How is Keaton-Mask like?
言葉を選び過ぎる故に絡まりもつれて堂々巡りをしてしまう、言葉の囚われ人。粗悪な砂糖、トリックスターのような詐欺師。イカレ帽子屋と三月兎の間に出来た不義の子。首輪は朽ちるように消えた。典型的な日本人。熟考すれど浅知恵。前世は男。生温い淀みより澄んだ空を眺めるのが好き。エセ英語多発。 以前の記事
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コインが落ちる音がして ボタンが光る。 出来ることはただ2つ。 横に移動すること、そして、縦に移動すること。 あの子が欲しい 私のつめがのびる。 手と手を繋いだ放列。 あの子が欲しい 相談なんてしないさ。誰が本当は必要とされていないか そんなことはとっくに内々に暗黙了に決まっている。 だけど"可哀相"だから 謡ってあげる 「あのこがほしい、あのこじゃわからん」 ヒソヒソクスクスが数時間後のグラウンドの上 夜露を被る。 落とせなかった涙の代わりに すすり泣く影が解け残り 冷え切ってくれる。 遊戯の中心は、連日連夜の夜店屋台のようだ。 光が弾けて音けたたましく 人の匂いが充満して、すえた香水の匂いが何種類か交互に横切る 振り返る隙も与えないままに。 誰が何をと言っている訳でもないのに それが雑沓という音が生み出し その間に間に、ぐにゃりと歪んだ寂しさがみっしりと詰め込まれている。 価値がないからコインを落とす。 つめをのばすのは意味を掴む為だ。 記念撮影、と自分を複写 どこに貼るの? 奏でる場所がないから偽物の楽器を鳴らす。 うまく踊れないからステップだけ踏んでいっぱしの踊り子気分。 歓喜、狂喜、血気 ほとばしって、ただただ ただ高揚。 シャンシャンシャン と、電子音の祭囃子。 浮かれ拍子に弄ばれるバカ、弄ぶバカ。 同じバカならコインを落とせ。 さすれば、一緒にいられるよ。 灯が落とされるまで、烏合の抜け殻どもと共に。 つめをのばすのは価値がないからだ。 だからコインを差し出そう。 己が欲しい プラスチックと金属繋いで はないちもんめ。 勝って嬉しいはないちもんめ 負けて悔しいはないちもんめ ポリエステルで出来た華を際限なく頂戴。 思い出を頂戴。恋してるって印を頂戴。 一夜限りのステイタスも、頂戴。 私が欲しい お前が欲しい あんたは要らない てめぇも要らぬ カチンッ― 私のつめは無情にも獲物を撫でるだけで 掴んでさえくれやしない。 ゆぅらゆぅら、何も掴めないままに、帰り道。 私があの細い穴に落としたものはなぁに? きっとあれが私自身、たった100円玉ぽっちの私自身。 100円の価値しかないあなた自身。 平気よ、と呟く。 大丈夫?っていう呟き返しをアットマーク付で期待しながら 電車が揺れる。電車が揺れる。 # by Keaton-Mask | 2011-11-30 03:29
愛は決して絶えることがありません。 預言の賜物のならばすれたれます。 異言ならばやみます。 知識ならばすたれます。 コリント 13:8 ~略~ 途中で絶えるような愛は、最初から愛ではなかったのです。 人の愛は絶えます。 神の愛は絶えません。 ねぇ、神様 もっとヒトを信頼しようよ…。 あなたの似姿だろう? そう Toy soldiers ....We all fall down? # by Keaton-Mask | 2011-11-10 21:19
おぶってもらうことは 重荷 押してもらうこととは違うこと 背負ってもらうこと 愛を確かめること 自分の分を確かめること 行き過ぎないように でも命をかけて けれど死なないで 自分を切り売りしてでも 転がり続ける迷子の貝殻になってでも 日常を泳いでいく 見たいもの 好きな男の人が出来たら見たいもの 一番怖いもの 中国製のトカレフじゃ死なないもの 殺してくれるものを 夢に見そうになってまで好きな人の手を束ねて見る 逃げるとか逃げないとかじゃなくて ここにおってくれるってこと ただ今ここにおって やがておらへんなって それでもええと思えるほどしがみつくこと そしてまた網の上で切り身の魚を焼くこと 深海から圧力の差の壁を超えて リュウグウノツカイとは違って 浮上してもまだずっと生きていて 男はイルカのように逃げて行って だけど愛されてもいて だけど逃げていったものはいくら泣いても逃げたもの 陸にのぼった理由は 別にない 泳いでこんかい 魚やったらと息巻いても 自分が泳いできちゃうといざ帰れないものだ 一度知ってしまうと寂しくなってしまうもの 知り得なければ平安な暗闇で呼吸すらせずにすんだもの 壊れものは誰か ジョゼは最後に足を手にしたから 海の底に戻れなくなってしまった 落ちても落ちても そこはボロ家のキッチンの床 小さい子は息をこらしていた 犬が愛されなくなる理由は単純 舌を絡めるのも簡単 振った振られたとかじゃなくて 女は歩いていけること ジョゼにぶたれた女は足を失い ぶったジョゼは足を手に入れて いつかどちらもしょわれへんなって 尾ひれを振って去っていかれても 鍋の煮物は煮え 出汁巻きは焼き上がる 武器 食器 ちぐはぐな茶器 たこ焼き しょーもないんが男やなぁなんて 私にはまだ言えない ただ不安ではある あんなちょっとの塩水で ジョゼはまた泳ぐんかなと 女のええ、は ええことない時も使われる 帰れゆうた時にほんまは帰ったらあかんみたいに 何が悲しかったって ほんま、ただ「なんで逃げるん??」ってそれだけ わかってるバレてる それやのによぅ逃げれるなぁ 障害を負えない苦しみ 負っている身の上 網の上 ジョゼがまた落ちて 食卓の魚だけをその手が掴む # by Keaton-Mask | 2011-10-19 00:19
天高くとも肥ゆる馬もおらず 焼きつくされて灰色がかった乾いたアスファルトの上を ゴムの車輪が高速で、何万偏と滑り年月をかけて轍を作っていく。 足の遅い台風とその渦に連れて行かれた命とともに 夏にしがみ付いていた湿度は吹き払われ、今朝晴れ渡る。 昨日の夕べ、いわゆる天球の中心よりずれた一角だけが丸く そこだけが切り取られたように美しかった。 西の果ては実った稲穂より金色がかって光っていた。 暮れの空は普通、西より一体が帯のように美しい。 なのに、本当に昨日だけは切り取り線が見えるかもしれないというほど 特定の小さな円の中だけが周囲の空の色より、より素晴らしく見えた。 カメラを構えたようとして、すぐ諦める。 こんなもので切り取れる程度の美しさではない。 ありふれた思い出としてピクセルに押し込められ、いずれ歪むなら 私はシャッターを切るのをやめよう。 スズメの小さな群れが電線からてんでばらばらに飛び散る。 また一台、真下を大きな自動車が通ったから。 雲ひとつない。 粛々と規律立って響く虫の声。 誰かの足音。会話。どこかの家の扉が開いて閉じる音。 澄み渡る。 風といった風もないのに、下がった気温のせいか 雑多とした朝の空気が全て凛として肌に触る。 そんな中、濡れた髪で外付けの階段を一段上がるごとに 落ち度のない空が近くなっていく。 十数色入った絵の具の中で、よく使うのに今でも不確かにしか覚えていない あのややこしい名前の色にとても近い。 こんなに清いのに、私の髪は洗い立てなのに、 何故沢山の人が死ぬのだろう。 晴れている日は余計死にたくなるなんて、 随分ひねくれた動機だとずっと理解できなかった。 刹那だけ蘇る反抗期のような幼児性? そんなのが広く許されているのが信じられなかった。 なんとなくはわかる。 でも今ははっきりとわかる。 曖昧なものや、変に理屈っぽいものでもない。 空の瞳だ。 瞬きさえせず見開かれた目、純度の高過ぎる瞳に宿っているのは 大抵が殺意。あるいはそれに準ずるもの。 迷いのない殺意がくまなく行き渡り、見つめ続けてくる下で 少しぐらい汚れを落とした程度の自分は とてもじゃないけど、生きていられないんじゃないかと思う。 水色。 澄み過ぎれば魚棲まず。 季節の変わり目に調子を崩すのもようやくわかる。 こういった邪気のない瞳が時々前触れもなく大きく開かれるから。 幾人かはそれに完全にやられてしまう。 目を閉じても目蓋の裏まで追いかけられる人もいる。 だから今日も多くの人が、殺される前に自ら死ぬに違いない。 お天道様が見てるとは本当によく言ったもの。 (単語自体なら太陽だけ指すのだけど) 迷信じみた意味でもなんでもない。 このあるがままの真意にいつまでも気付かず、日傘なんか差して、 どこまでも無知の歩道を渡っていきたい。 でも気付いてしまったからには、その目の届かぬ物陰に隠れて ドライヤーの音さえ立てず、ただ静かに何か飲み物を淹れよう。 もしあなたも気付いてしまったのなら、そうして欲しい。 また、空の瞳が少し閉じるまでは。 # by Keaton-Mask | 2011-09-07 10:37
和とも洋ともつかぬ提灯の明かりと どこかしら聞こえてくる調子外れの音楽の中で森の中で お茶会は開かれている。 中心にいるのは見知った両親だ。 おはよう三月ウサギ 年中盛りっぱなしは大変ね。 こんにちはイカレ帽子屋 その醜い帽子と顔はどうにかならないの? 私が丁寧にそう挨拶をして席に着いた時 既にエプロンドレスの少女はここを去った後だと耳打ちされた。 なに、気にすることないさ あの子は少々中毒なのさ 一体何の中毒なの? 中毒じゃないよ、依存症なのさ 一体何に依存してるの? "君と同じさ" 私は気にしないふりをして、カップの取っ手に指を掛け 口元に持って行った。 ごまかすことなど造作ないことなんだ。 なにせ2人は終始狂っているし、私はお面をつけているのだから。 何故か私のカップは冷たく、何も注がれていない。 茶碗の底で小さな蛾が1匹死んでいた。 カップをひっくり返してそことなく捨てる。 確かにね、馬鹿げているわよね この場所では右に行っても結果左に行くことになるんだから そうさ、左と言っても右に見られるんだ 争いはよくないよ、素直に交わるのが一番さ ともかく、私なら真ん中を行くわ 中道だもの 流れ続ける音楽の中でもひときわ大きく アルトアコーディオンが声をあげた。 半端者!と罵られたのだ。私はここでだけなら音の言葉が解る。 すかさず 煩いわね、と叩きつけたカップはソーサーごと砕けた。 帽子屋とウサギはお互いの鼻先を指さしては 意味もなくゲタゲタ笑っていたのでどうでもよかった。 この2人は己たちが可笑しければ本当になんでもよいのだ。 その為にはそれぞれの手足だって切り落とすぐらいに。 手持無沙汰かつ蚊帳の外。 近くのシュガーポットを開けると、こんぺいとうが入っていた。 誰が持ち込んで入れたのか、と考えるのはここでは不正解。 こんぺいとう自身がただの砂糖になりたがってここに入った と、ここでは解釈すべき正答となる。 その意思をあえて無視して、指先で1つ抓み、口に放り込んだ。 甘い。 やわらかな棘が舌や頬の内側を優しく引っ掻く。 咥内で くしゅくしゅやっている私に、寝ぼけた声が掛かる。 ひさしぶりだね しょっちゅうきてたのに どしたの うしろにへんなかげがたくさんみえるよ 不気味なことをいうものだ、と思ったけれど ここじゃ一番まともな眠りネズミだ。 心配を心配で受けるのは気味が悪かったのでこう返す。 お久しぶり。そんな変なもの、私はくっつけてないわ。 まだ夢をみてるんじゃないの? ぼくはうそはいわないよ ゆめとゆめじゃないもの ちがいがなにか へりくつまみれのきみにいえるかい? また派手な音が響いた。2人がもう何個目になるかの食器を 割ってぶつけて割ってを繰り返す音。 私はネズミに感情的になりたかったし、ともかくうるさかったので 彼らに怒鳴る。 ちょっと!!! あんた達いい加減うるさいわよ!! それになんなの、このネズミ ちゃんと寝かしておかなきゃ駄目じゃない! 鼻に塗るジャムを貸しなさい!! 掴み合っていた2人はキョトンとして、こちらを見て止まる。 それはまるで静止画のようだった。 そして、それぞれの小首をアシンメトリーに傾げて言う。 "そいつ ちょっと前に死んだぜ?" 息を呑んだ。 目前には、眠りネズミのポット。 こわくて開けられなかった。 クッキーやキノコやわけのわからないものを山ほど口にしても こんなくっきりした幻聴体験は初めてだし…確かに彼の声だった。 いや それよりなにより、 もし、この壺の蓋を外したら、ソレは在るのだろうか。 もう外からですら直視できなかった。 だからポットごと押しやれるだけ遠くに押しやって 席替えを要求した。彼らは踊りながら席から席へと飛び移る。 私も踊りながら席から席へと飛び移った。そっと涙が散った。 再びの着席。目の前には湯気を立てているカップ。 なんだかとても疲れてしまった。 私は腕を交差させてその上にうつ伏す。 こんぺいとうは砂糖なんかになりたくなかったのかもしれない。 単に迷っただけかもしれない。 こんなことなんてないのかもしれない。 芋虫は賢者と私が信じているだけかもしれない。 両親なんて いないのかもしれない。 この場所だって… 意識が朦朧とし始める。 そんな寝入りばなに、死臭から守ってくれるが如く 上品な紅茶の香りがうっすら漂った。 # by Keaton-Mask | 2011-08-30 03:34
アルコール依存症の人は、世の中おしなべて 酒瓶を通してみると云う 色が入っていたり歪んでいたりする 粗悪な硝子の向こう側にしか いとしい世界が見えないとは 私は常にグラスを通して世界を見る 目の弱い血の流れをもらってしまっているから これは仕方がない 眼鏡をはずせば世界は遠ざかる スマートフォンに一滴浮き上がり やがて雨脚強くなり 書きたい内容は用水路に消えていき 屋根を打つ水の音のしたたかさ この部屋が嫌いになりそうよ だってあなたがシーツオバケになって 隅っこで閉じこもったんですもの 謝罪も雨どいに乗って滑って落ちていく 些細なことで悩んでいるから 些細に考えるというバランスは普通取れない 自分の悩みですら 色眼鏡越しに見えて 質の悪い思い込みとアルコールに似た脳脊髄液越しでしか 捉えられないこの思いとは 悪い夢を見に行こう アリスが涙の池に縮んで落ち 自分が飲んだ薬瓶越しに見た 大きくて小さな手のひらの世界 抱き合って 見詰め合った 私の左目はあなたの右目 その心臓は左にあるのに まっすぐ伸ばしたこの右手で触れる 自意識過剰な私が万華鏡の中に落ち 自分で仕掛けたビーズやセロファンの宴に踊る 何故「それ」越しにモノを見るのか 見てるんじゃないわ 探してるのよ 連続する鏡に反響するこだま 目線を泳がせて焦点が追いついた頃には つま先しか見えない少女の駆け足 新調した望遠鏡、オペラグラスに1枚のタグ "これで太陽を覗かないでください" つまりアマテラスはピーピングサムを許さないと 深夜のコンビニ 明りに焦がれた蛾の死骸 複雑な共鳴が起こるのはこの所以か 今夜は太陽に篭って恩返しの機を織るより 液晶越しに嘘吐きの嘘を眺めて震えたい GOOD LOOK SPACE COWBOY I WANNA BE LIKE YOU EVEN IF I AM STILL TINY FACELESS GIRL IN THE NEXT PAGE # by Keaton-Mask | 2011-07-31 22:13
梅雨が迫る皐月の終わりに 密室で吸い込んだ蒸気 酸欠も手伝って平衡感覚を失い 足がもつれ 壁によたりかかった ジージーと声が聞こえた 何の音かと耳を塞いでも聞こえる 鳴き声 あぶらぜみに似ていた きっとあれは、今頃目覚めるつもりでいた 羽化を待つ土中の蝉の声を一足先に 幻聴したのだろう 夏は思い出だらけ 私の記事は夏のものが多い ひぐらし あの昆虫が粛々と声をあげると 脳の中で思い出が詰まった水風船に豪快にメスが入り 一気に溢れ出す 大量のシーン まだ遊びたい帰り道 友達に言うさよなら 夕暮れ 入道雲の縁取りが燃えていて その奥に迫る紫紺の帳 少し青臭い切り分けられた西瓜が並ぶ皿 種を奥歯で誤って噛み砕いた時の感触 今日は蚊取り線香を焚いた庭の隅で 買っておいた花火が出来そうな雰囲気 初めて通院した帰り道 夕立の轍 むせ返る道路の生温かさを ゴム底越しに足の裏で感じながら なんかダメになっちゃった自分を噛み締め 唇を尖らせる ゆで過ぎた素麺 濃すぎるつゆ 鳴りだした電話 届かない身長 「小さいのにしっかりしているわねぇ」と また電話線の向こうの誰かに褒めて欲しくて がんばって棚をよじ登り受話器に手を伸ばした宵の口 全部全部 その時ひぐらしがないていた 夏の夕方 カナカナ でも 昨日初めて知った もしくは知っていたけれど忘れてしまい 思い出した ひぐらしは 夜明けにもなく だから 今も聞こえるんだ 幻聴じゃない 嘘だと思うのなら ここにきて 私の隣に立って 耳をすませて ほら 本当に鳴いている 夜明けは嫌い 夕暮れも嫌いになった 情動的になる時間をあの昆虫は知っているのかもしれない 忘れられずに風船の中にたぷたぷと膨らみたまっていく 10歳 7歳 19歳 4歳... エアコンで足が冷えている 肩にだるさ 頭も重い 仕事でないような仕事 無造作に置いた髪留め グロス その横に 封が切られ空になった栄養ドリンクの瓶 この歳もまた ひぐらしの鳴き声と共に 例の水風船の中に閉じ込められるのだろう 眠い 耳を塞いでも 聞こえる 幻聴かもしれない 目を閉じても見える過去の夏のように ひぐらしがなく頃に # by Keaton-Mask | 2011-07-24 06:18
毒を制す。 毒を食らわば皿までも。 お墓に避難しますって自殺した老女のニュースが 電子テロップで頭蓋を一周し消えていった。 洒落たばーさんでもあり、このなんともいえない 現実に対する最後の毒気が フランス映画みたいで、私はニヤリ。 暗いユーモアによって人の記憶に引っかかり剥がれないことこそ 最も熾烈な呪い。 原子力発電がイルミネーションのように呪われていく。 こうやって耳に入るニュース、ニュースにもならない 細かい怨嗟が、細かい鱗のように集まって表面を覆っていく。 チェレンコフの青白い光より美しく禍々しく。 今が神代になる頃には、聖エルモの火のように物語られるだろう。 私には意外と歴史小説があってるのかもしれない。 正史か外史か それはともかく 史実とされるその策略の軌跡が 私が最初の人間だと錯覚していた頃を引きずる私にとっては 強い刺激になるだろう。 たとえば、本気で相手を征し蹂躙しようと思うなら 身体を奪うより心を挫く方がより効果的でかつ残酷だとか。 クーラーをつけっぱなしにして 電気を浪費しているので、気持ちばかり明かりを控えていたら 頭にふと「暗い日曜日」とそれに纏わる都市伝説が浮かんで けれどたまたま 私はこの呪われた歌を 詩だけを頽廃的な美のサンプルとして先に知っていた為 私は呪われないんだろうな。 シュのカラクリを知っていると そのシステムをアンロックすることができる。 ミスティなほうが好まれるけど 現実は打ちっぱなしのコンクリートみたいに露骨だ。 知識と知恵がハーモニーを織り成した時 世界のかけらを分けてもらえる。 所有はできないけど・・・ なぜなら私もその一部だから。 かけらというより、無数の中の1つのハッチの操作を ほんの少しだけ操作する権限をもらえるような そうでないような。 毒 情報 が 拡散する限り 主導権を握れなかったものが50%を上回って 振り回されるなら 私達は閉鎖的でいたほうがよかったんだ。 ネットネットネット 数日前から私にまとわり付く 蜘蛛の糸。 遊離してもいい だけど まだ拡散は早すぎた。 叡智か迷妄か アラクネア アラクネー もしくはその名をアラーニェ 彼女のように 糸に縛られず 自在に織り成して 自らを墜落から守り いずれは他者すらそれにて救う セーフティネットを作ることが出来たら 私の自己満足も大団円なのに。 愛するほど遊離する悲しさ。 天邪鬼にのっとられた因果律。 トリカブトの汁も使い方によっては薬になる、と 囁いてくれたのは何方の賢者か。 # by Keaton-Mask | 2011-07-10 17:00
時空とか電子とか そもそも次元とか 根っからの文系っていう 知覚過敏しか能のない私が振り回して 遊んでるのもなんか可哀想な位おかしいんだけど 時間は一方通行という三次元の一般的認識を捨てて 俗に言う過去へ過去へ何度も如何様にも戻れるのなら もしかしたら 私を抱きしめようとしてる私と、私を殴り殺そうとしてる私が 鉢合わせるって時も 割合あるんじゃないかな じゃあ 3人目?(エヴァ?)になった場合の私は どっちの味方をすべきだろう? 殴り殺しにきたんだけど すでにもう1人が殴り殺そうとしてるから ここは抱きしめるほうに加勢すべきだとか 逆に 抱きしめにきたんだけど なんか殴り殺そうとして1人がすでにいるから やっぱりその対象の私は殴り殺されるべきなのかもしれないから 方針変えて加勢しようかなとか 私まみれだな 気色の悪い こんなこと考えてる私は きっと 自分大好き に見えるんだろうけど 毎日「自己嫌悪+何か」でググるぐらい 嫌いなのに自分に執着してしまう馬鹿で もし 私が連なったら 「みんな帰ろうよ」って提案するのが一番な気がしてきた そうしたら 愛憎の行方はどこかなぁ 仏教に近づいた時、ああ 平和っていうのは自己の消滅 つまり 宇宙にとってのデキモノハレモノなのが私たちで それをいかに 思春期の真っ只中の面皰治しみたいに 跡形残さず消してゆけるか ただし命の火は消さないように とか うわぁ おっかないな この宗教 って引いた 殺生って精神的に殺すのはOKなんだ?とかね 慈愛なんて自愛なんだ 結局 己を愛することは他人を愛すること だから 自愛は慈愛なんだよ って 私はそれらしく話せるよ 誤魔化すの得意だから 一切合財 融合して 境界がなくなったら やだな っていう私が 月額3.5万の神殿から逃走しておよそ半年が経過 ファミコンする猿は幸せですか? 働くって神聖にしておいてるけど サラリーは他人の口座に振り込まれるわけじゃないし 糊口って 凌いだりしなきゃいけないもんなのかな こんなあけっぴろげで下衆い時代に カマトトぶって 新生児室にいる 今はもうない あの事故で潰れたあの病院のあの産科 私が眠ってる 胎内から出されたばかりの すやすやと 保育器の中で 仏が右隣に立てばささやくだろう 「殺せ」 神が左隣に立てばささやくだろう 「愛せ」 困惑する私は耳を塞いで 「誘惑たちよ 去れ」と呪文を唱えて お払いお祓い どうか 今 この心を体を 清め給え 清め給え 玉のような涙の粒をこぼしながら 取り上げられた時と同じように 泣き方がわからない 私が 今 しくしく 余計になで肩に # by Keaton-Mask | 2011-07-10 01:24
呼吸を忘れると 酸欠より 毒気が過多になっていく体内 それを抜くにはもう遅くて (菌を殺しても出した毒素は残るように) だから 私はこうやって打ってる 詩人みたいですねと誰かがいって なんかそれ中学の時にも誰かがいって 私の文章は変わってるって 変わっていってるって 変わってないって んじゃあ 誰が私を抱きしめてくれるのかとなれば むしろ更なる罵倒を浴びるから 矢面に立つのはいつも自分 降りかかる火の粉など 最初からなければいいのに なんでここを煉獄みたいにするのか 他人を気にしすぎる といわれながら 無神経っていうなよ 神経質だと笑うくせに 繊細だとは褒めてくれない 履き違え取り違え 貴様が取り違えてるのは てめぇの目に映っている他人 いわば わたし ちゃんと見てよ そう 唯 自覚ってるのは 自分はとんでもない欲しがり屋 評価も才能も 全部してして そればっかり ドライだけどインディペンデントではなく 犬のようだと評されても 魂は猫のように渦巻く もっと自己陶酔を激しく 自分を評さないで 目隠しして 文章打ったら 多分あぶるよりずっときまる アルコールになかなか耐性が付かないのは 神様がくれたハンディと餞別なんじゃないかなとか どうでもいいこと そして毒が強まって 濃度が高まって 鼓動が速くなって 息は浅くなって でも 意識だけがはっきりしてる 最悪な状態で あせり始めてる 笑顔って覚えるものなんだって だから 親は赤ちゃんに笑って教えてあげないといけない 微笑みを でもね 昔の記事に あれは嘘じゃない 新生児室で 私が声なき声で話しかけた子は笑ったよ どうでもいいこと とかく じゃあ 私の都合のいいように 笑顔も習得するものなら 自分を抱きしめる行為も多分誰かに教わって やっと身につくこと だから 私は遊離して まめまめしく 時空を跨いで 私を抱きしめに 労わりにいってやりたいんだよね # by Keaton-Mask | 2011-07-10 00:54
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